2014/10/17

日本からアメリカに持って帰れるラーメン


日本に里帰りしてスーパーマーケットに行くと、食品売り場ごと買えるものなら買って持ち帰りたくなっちゃいますが、アメリカに持ち帰れない食品は数多い。

果物の大半は駄目だし(以前、桃を密輸しようとしてホノルル空港で没収されたことがあった。その時に係の人が気の毒そうに教えてくれたのだけど、イチゴはOKだそうです。でもあんなに衝撃に弱い果物を持ってくるのは大変だよね)、鶏肉や牛肉はエキスも駄目。だからインスタントラーメンやスナック菓子はほぼ全滅。

この夏日本に行って帰ってきたときも、シアトルタコマ空港の税関で脇の特別ラインに呼ばれてスーツケースの中を開けられたのだけど、前に並んでいたフィリピン人家族は、レジ袋4袋分くらいのスナック菓子(「カラムーチョ」がお好きなようだった)を没収されていて、見るからにがっくりって顔をしてて、気の毒でした。

ラーメンの没収率はとても高いと見られ、日本からの旅行客が多いホノルルの空港では「Do you have RAMEN?」と聞かれたこともあった。

そんなわけでインスタントラーメンは最初からスルーしていたのだけど、デパートでこの派手なパッケージの「家庭用ラーメン」が目に入ったので手にとってみたら、これは魚ベースのスープじゃありませんか!

いやどうしてもインスタントラーメンを持ち帰りたいという強い願望があったわけではないんだけど、税関で荷物を調べられてもラーメンが没収されない!という場面を見たかったがために、購入してきました。
  
 税関では係員が荷物の中にラーメンを発見して勝ち誇ったように取り出すも、ラベルを読んでみると原材料にチキンエキスもビーフも入っていない…!という、劇的な展開を少しだけ期待していたのですが、鼻息荒く 「ヌードル持ってるけど、魚ベースのスープなの。魚よ!」と先走って魚を2度も強調してしまったためか、係員は「あ、そう」と言っただけで、ラーメンの袋にまるで興味を示さなかったのが、少し残念でした。



MSGが入っていないだけでなく、その他の着色料なども無添加で、キリンの絵の横に書いてあるとおり、原材料は国内産。

お味は、あっさりしたサッポロ一番、というような感じ。
そういわれてみれば、煮干しとかサバ風な味かな?という、ほっこり系ラーメンでした。




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